起業したいけど良いアイデアが浮かばない。
こんな悩みがある方も多いのではないでしょうか。
起業するには、他の誰も考えたことがないアイデアが無いと成功しないと考える方が多いのかもしれませんね。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
もしそれが事実だとしたら、既存の市場へ新規参入する人は全員失敗することとなりますね。
現実はそんなことはなく、逆に新規参入者が追い越してトップまで成長することだってあります。
そして、私は前職でまさにこのケースを経験し業界のトップまで上り詰めました。
どうして既存市場で伸びることができたのか、気になる方もいらっしゃるとおもいます。
ここでは、起業が成功するには良いアイデアが浮かばない方が良い3つの理由を、経験を基に独自の視点で解説します。
- 良いアイデアが浮かび起業しても失敗する
- 隙間産業を見つける
- 伸びている会社の真似をする
- まとめ: 【2019年最新!】【起業したい人必見!!】 起業が成功するには良いアイデアが浮かばない方が良い3つの理由とは!?
良いアイデアが浮かび起業しても失敗する
誰も考えたことが無い画期的なアイデアが見つかり起業すれば、その市場は独占できるかもしれません。
しかしここで問題なのは、果たしてそのアイデアに需要があるかどうかということです。
需要が分からないことには、起業後の売上予測が立てにくく経営難に陥る可能性が極めて高いと言えます。
さらに言えば、未知なる商品にとても価値があるんだということを知ってもらうための宣伝も必要となります。
つまり、誰も考えたことが無い画期的なアイデアで起業することは、じつはハイリスクなことなのです。
世界的に有名なGoogleやAmazonが新しいサービスを始める前は、ビッグデータと呼ばれる膨大な顧客データを検証し、需要と供給から成功の可否を判断します。
そこで、成功の可能性が高いと分かれば、サービスの開発へ着手し、めどが付けば自社のプラットフォームを使い宣伝をしていき人々へ認知させていきます。
成果を出している会社ほど、ビジネスの成功セオリーは崩さずしっかり手順を踏んでから提供をしています。
アイデアだけでは成功しにくいことを忘れないようにしましょう。
隙間産業を見つける
起業で成功するなら、隙間産業を見つけて入り込むことが一番成功する方法かとおもいます。
新しいビジネスアイデアではないので、今ある市場の需要と供給から売上予測が立てやすいでしょう。
隙間産業の見つけ方ですが、その市場のトップにいる会社の事業を細分化してみましょう。
細分化して、その会社がやっていないことを見つけるのです。
物事は細分化しなければ、その問題や考えが大きく立ちはだかりどこから手を付けて良いか分からなくなります。
もし、迷ったり悩んだりしたときには、細分化することをおすすめします。
さて、細分化して分かる大手がやらないこと。
それは、手間がかかる仕事はしないということです。
大手は既製品を無駄なく回転させて利益を確保するビジネスを攻めています。
社員を多く抱えているため、マニュアル化しやすいビジネスに特化しなければ維持できないのです。
つまり、隙間産業で攻めるはここです。
手間はかかるが大手が参入しにくく、利益率の高いビジネスモデルを目指し構築しましょう。
利益率を高水準に持っていくことは非常に重要です。
手間がかかるということは、時間もかかるということです。
利益率を高く維持するビジネスモデルにすることは、隙間産業にとって重要なのでここだけは譲らないようにしましょう。
伸びている会社の真似をする
日本人は、人の真似をすることを嫌う風習がありますが、伸びている会社の真似をすることはビジネスの良い成功例です。
ブログやユーチューブのコンテンツをすべてコピペしたりするのは、法律に抵触するためNGですが、伸びている会社のビジネスモデルを真似ることは悪いことではありませんし、むしろ健全なビジネスと言えるでしょう。
何となく、その市場で1番で無いとダメだと思いがちですが、全然そんなことはありません。
2番でも十分です。
2番でも、ビジネスとしては成功です。
恥じることは何もありません。
そして、2番になれば1番になれるタイミングがあるかもしれませんし、その会社を売却し他の事業へチャレンジすることもできるでしょう。
業界1番という響きは確かに説得力がありますが、そこを目指さなくても十分起業価値はあると私は考えています。
まとめ: 【2019年最新!】【起業したい人必見!!】 起業が成功するには良いアイデアが浮かばない方が良い3つの理由とは!?
起業したいが良いアイデアが浮かばない人へ向けて発信しました。
ちなみにいいますと、画期的なアイデアが浮かんだと喜んだとしても、それはすでに誰かが考えて検証した、またはすでに世の中にある可能性があることを忘れてはなりません。
儲かるビジネスアイデアは、まだまだあるとおもいます。
常にアンテナを張っているインフルエンサー的な立場の人は、世界の動向やニュースをくまなく見ており常に最新のトレンドをいち早く見つけようと意識しています。
その人達に対し、起業を夢見る会社員が先に優れたビジネスアイデアを見つけることは相当難しいでしょう。
勝負をするならば、隙間産業や困っている人がいたら助けてみようかなと言った小さいことからコツコツはじめていくのが、現実的な成功の近道だとおもいます。
小さいことでも毎日やることでいろいろ見えてくるものです。
起業アイデアに困ったら、隙間産業を見つけてコツコツ努力をしていくときっと幸せな未来が待っていますよ!