どんなに優秀な人間でも失敗(ミス)はするものです。
本記事の結論を先にお伝えすると、失敗を恐れず果敢にチャレンジしてほしいということをお伝えしたいとおもいます。
しかし、失敗を恐れずに挑戦したいと言っても、ミスをすれば落ち込みますよね。
もちろん、わたしも落ち込みます。
仕事でミスをすれば、上司やお客様から叱責を受けるでしょう。
大きい失敗をした日には、人によっては長期間落ち込み続けるかもしれません。
しかし、落ち込んでも何も解決しません。
失敗したことは素直に反省し、再発防止策を考えましょう。
それが一番の特効薬です。
失敗回数を減らすには、失敗する人の共通した特徴を理解し失敗しないよう行動すれば良いのです。
ここでは、仕事で失敗する人の特徴と解決策について解説していきます。
仕事で失敗する人に共通する特徴
仕事を後回しにする
指示された仕事をすぐに後回しにする人は、必ずミスを繰り返します。
なぜなら、人間は完璧に物事を記憶できません。
わたしの経験上、仕事の依頼受けた瞬間が一番記憶力に残っており、時間が経過するにつれて記憶が弱まっていきます。
さらに、記憶力と一緒に仕事を依頼された時の依頼主の熱量や感情も、時間が経過するにつれてすっかり薄れてしまうため、完成した成果物が期待以下となってしまうケースが多いでしょう。
期待以下の成果物では依頼主が納得せずにやり直しとなることもあります。
やり直しとなるということは、依頼主を納得させることができなかった=失敗という図式が成立してしまいます。
このことから、仕事を後回しにするということは優先順位の付け方に問題があると言えるでしょう。
優先順位に問題がある
仕事を後回しする人は優先順位が上手く付けれない人が多く、依頼された順に仕事を積み上げていきます。
仕事の優先順位を依頼順に取り掛かると、提出日が近いものは間に合わなくなります。
そして、提出日が近いことに気づき慌てて優先順位を変えて取りかかると、十分に確認できないまま提出してしまうことが起こり、失敗へつながってしまいます。
また、いざ取り掛かった予想以上に時間がかかったなんていうこともよくある失敗談です。
曖昧なまま進める
仕事を依頼されたときに、何も考えずに引き受けると失敗する確率が非常に高いです。
「こんな意味だろう」とか「前の依頼と同等の内容で良いだろう」などと、確認もせずに自分の経験と考えで進めると、ミスにつながります。
リスクを考えずに進める
仕事を進める上で、常にリスクを考えながら進めることは大切です。
例えば、お客様から今までやったことがないプロジェクトの提案依頼を受けたとします。
根拠のない「大丈夫」を掲げてお客様にリスクを説明しないまま注文を受けてしまえば、フタを開けると予想だにしないトラブルが連発し、大失敗してしまいます。
余計なことを口走る
仕事で失敗やミスをする人は、余計なことを口走る傾向にあります。
自分を良く見せるためだったり、注文をもらうためについつい余計なことを口走り、後々問題となることはよくある失敗談です。
余計なことは、相手にとって都合の良いことや記憶に残りやすい言葉だったりします。
以上が、わたしが考える代表的な失敗する人の特徴です。
続いて、失敗回数を減らす解決方法についてお伝えしていきます。
仕事の失敗を減らす解決方法
優先順位を正しく付ける
優先順位を正しく付ける方法は、依頼順ではありません。
わたしの優先順位の決め方は、上司と納期です。
納期については、期限を確実に守らなければ関係者に迷惑がかかりますから納期ベースに優先順位を振り分けていきましょう。
そして、問題なのはこの上司からの依頼です。
上司からの依頼は、優先順位の一番上に持っていくことが重要です。
なぜなら、上司からの依頼は会社にとって重要度が高いこと、そして自分の評価にも影響するからです。
仕事の対価はお金です。
お金を1円でも多くいただくことを考えれば、自分を評価する上司の依頼を優先させることは当たり前です。
例え他の仕事があっても、上司から仕事を依頼されたら一旦停止し上司の仕事に取り掛かりましょう。
わたしがおすすめする方法として、上司から依頼された仕事が果たしてどのくらいで終わるのかを事前に把握しておくことが大切です。
少し依頼業務をはじめて、「これはすぐに終わるな」または、「これは時間かかるな」と予測し、すぐに終わるなら納期物を優先し、時間かかるなと思ったある程度目途が付くまで進めておくと良いでしょう。
理解してから仕事にとりかかる
曖昧なまま仕事をするとミスをするとお伝えしましたが、ミスを回避するためには仕事の目的を理解しながら進めるようにしましょう。
仕事の依頼内容の説明を受けているときに、できるだけ細かくシュミレーションをして制作から提出までに発生する疑問を考えましょう。
疑問に浮かんだことは遠慮なく確認してください。
依頼主とイメージを共有することで、失敗する確率が格段に減ります。
しかし、場合によっては一方的に話され確認をしにくい雰囲気の時もあるかもしれません。
そんなときでも、「念のため確認ですが、先ほどの〇〇〇はこういった認識でよろしいでしょうか」としっかり確認しておきましょう。
仕事で失敗をしないためには、この確認はマストです。
リスクヘッジをする
リスクヘッジとは、リスク回避のことです。
例え喉から手が出るほど欲しい案件でも、グッとこらえてまずはリスクを洗い出しましょう。
リスクを洗い出したら、1つ1つ細分化し対策を考え何が起きてもすぐに解決できる状況を作っておくことが大切です。
おいしい話には裏があることを頭の片隅に常に留めて置き、まずはリスクの確認と対策。
そして、そこを完全にクリアにしたら、一気にチャレンジしていきましょう。
メモを取る
聞いたことをメモを取る習慣を身につけるようにしましょう。
人はすぐに忘れてしまうため、メモを取ることで失敗を回避することができます。
わたしは、いままでメモにより何度も助けられてきましたし、仕事をスムーズに進めることができるようになりました。
スマホでも紙のメモ帳でも良いので、重要なところを聞き逃さないようにメモに残して見返しながら与えられた仕事をするようにしましょう。
まとめ: 【今から変えよう!!】仕事で失敗(ミス)をする人の特徴と解決方法を徹底解説します!!
仕事の失敗と解決方法について解説しました。
冒頭でも解説しましたが、誰にでもミスはあります。
わたしなんて、何度ミスしたか分かりません。
しかし、ミスをいつまでも引きづっていたら良いパフォーマンスはできません。
ミスをしたときに大事なことは、反省と再発防止策を考えることだけです。
しっかり反省し、同じミスを繰り返さないように再発防止策を真剣に考えましょう。
わたしは、常にそうして乗り越えてきましたし、これからもそうします。
もう一つ言いたいのは、ミスをするときは新しいことへチャレンジしていることが多いでしょう。
ミスを恐れずに、どんどんチャレンジしましょう!
チャレンジすることで、経験と自信がつき人として厚みが出てくるでしょう。
皆さんの人生がよりチャレンジングな人生となることを応援しています!!